いいときもわるいときも
昨晩はNHK-BS2でポール・マッカートニーの特集をやっていた。先日書いた渋谷/松村コンビの解説の番組である。
私にとってポールはもう「基本」なのでかかった曲は全部知ってるし何のアルバムに入ってるとかもわかっている。彼の曲は発売された直後に何時間でも聴いてしまって、そこで「基本」化してしまい、しばらく聴かないというパターンが多い。なのでこういう機会は改めて聴く機会、ということになる。
これだけ長いこと聴いていると「基本」なのか「惰性」で聞いているのか解らなくなってくる瞬間がやはりある。自分を疑う、というか。最近の曲はBeatles,Wings時代の、「曲自体に明らかにパワーがあった」ものとはさすがに違ってきているし。それでも今もやはり私の琴線に触れるから聴いているんだな、と昨日は思えて少し嬉しかった。
その曲のときどきに起こったできごとが「走馬燈」してしまったよ。いい時もわるい時もいつもそばにあったよ。ポール自身も「可愛い顔して楽しい音楽をする男」みたいなイメージあるけど、大事な人が次々先立って生き残る人生もつらいと思う。つらいときのアルバムはやはり気合が入るのかいいものが多いような気がする。
今もまだ現在進行形なのが嬉しいね。ポールも、ポールの曲にまつわる私自身の出来事も。これはもはや一生続けていくしかないのかもね。
〜9月の新譜を待ちながら〜
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